きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

信号 守ってますか?

急いでるときなら いいの?

朝、保育園に送っていくお母さんの自転車。ちょっと待って、今 時間がない忙しいのはわかります。でも、子どもを乗せたその自転車で信号無視はやめましょう!

大人は急いでいてもいろいろなところに目を配ることができます。そして、今までの経験があります。ここは信号があってもほとんど車がこないとか、この範囲で車が見えていなければ安全だとか。絶対安全だから無視しても大丈夫ということがわかるでしょう。(日本ではどんなところでも信号無視は法律違反だそうです)でも、子どもにとって親が、大人がやっていることはやっていいことになります。どんなところでそれが出るかわかりません。信号無視して交通事故にあってしまうかも・・・

親はどんな時でも子どものお手本です。よく見てください。自分のしているように育っていきます。叱っても治りません。よく背中で教えると言いますが、まさにその通りで親のしていることを勝手に真似てしまいます。特によくないことは。だからお手本になるような行動をとってくださいね。それは、将来にわたって子どもの命を守ることになると思います。

娘が高校生の時、普段なら黄色信号でダッシュするのに珍しく止まって待っているので、「珍しいやんどうしたの?」と尋ねたら、「小さい子がおるからまねしたらあかんやろ。」と答えたことがありました。「なかなかいい大人になってる!」とちょっとうれしくなったのを思い出します。

どんなにこちらが交通ルールを守っていても相手の不注意で事故がおこってしまうことも多い世の中、自らの不注意で事故の起こる確率を増やすことのないように大人が気を付けていかないといけないと思います。