きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

休日の過ごし方


連休なにしてる?

連休の間の一日、子どもたちは学校ですね。ゴールデンウィーク 何をしますか?

3連休なので旅行?キャンプ?バーベキュー?子どもたちも喜ぶことをしたいですね?

では、子どもってどんなことを喜ぶのでしょうか?けっこう難しい質問です。「なにがしたい?」と子どもに質問しても、子どもによっても、聞く時によって、過去の経験によって違う答えが返ってくるでしょう。

私の経験から言うと「親のしたいものをしているうちに子どももそれが好きになる。」のではないかと。例えばうちは夫婦ともにスキーが好きなので、小学校に上がるくらいから連れて行っていました。最初はプールのあるところに行って、アフタースキーはプールに入るというふうにして。大人になってから聞くと「初めはなんでこんなに寒いところに来ないとだめなのかと思ってた。プールで遊ぶのが楽しかったからよかったけど。」と言っていました。いつごろからか私たちと同じくらいスキーが好きになり喜んでついてくるようになりました。また、旅行も趣味なので夏休みや春休みにはいろいろなところに連れて行きました。けれど、ほとんど覚えていないんですよ。今では自分であちこち行っていますので、旅行は好きになったのでしょう。一番覚えているのはコンビニでお弁当を買って公園に行って食べたことなんですって!

間違えてはいけないのは、「親のしたいことに付き合わせていると思っておいたほうがいい」ということです。「子どものために連れて行ってやっている。」のではなく!

連れて行ってやっている。には、親が「これだけしてやっているんだ」という気持ちが表れているように思います。そして、「これだけしてやっているのにわかっていない。」と・・・。

きっと子どもは「してもらっている」なんて考えていません。「付き合わされている」だけですから。子どもとの関係に「してやった」という気持ちを持ち込むのはかえって子どもとの関係に水を差すものではないかと思います。あくまでも「みんなでこんなことしよう!」「こんなことはたのしいよ!」「一緒にしたい!」と自分たちの世界に誘っているものだと思います。大きくなってきたら子どもからの提案もあるでしょう。そうなれば大人の世界が広がるかもしれません。

家庭の娯楽は家族全員で作っていくものです。この連休、公園で、お家の中で子どもたちを巻き込んで楽しめることをしてくださいね。そして、自分も楽しんでください!子どものいる 今しかできないこともたくさんありますよ。

*やまとミュージアム