きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

卒業式!まだ早いですが・・・。

*沖縄首里城公園にて


卒業式の服装について

ここ10年くらい卒業式の服装が変わってきました。男の子の服装はそれほど変化がないのですが、女の子の袴姿が増えました。(大阪の話です)

以前は大阪で袴姿を見かけることはありませんでした。私が覚えているのは、東北の大地震があったときの東北地方の小学校の卒業式の袴姿!この地方では小学校の卒業式に袴をはくんだ。高校や大学に進学する時には家を出る子も多いからかな?と思ったのを覚えています。それからです。袴を見かけるようになったのは。学校で議論されて禁止になった学校もありますが、禁止になっていないところでは年々増えているようです。勤務していた学校でも今年の卒業式は女の子の約半数が袴で驚きました。

なぜ、今 卒業式の話を今するのか!?

袴のほとんどがレンタルなので、この時期にレンタルを決める事が多いようなのです。6年生になってすぐの懇談会で聞かれることも多かったので、もっと早くに決めているかもしれませんが。

もし、袴を卒業式でと考えているのなら、気を付けてほしいことがあります。

まず、通っている学校の卒業式が「袴OK」なのか確かめること。

そして、レンタルの場合ならできれば着てみましょう。たいてい色や柄で決めると思うのですが、卒業式は動くことが多いので、着物がツルツルした生地では、着くずれしやすいです。また、袴が長いと動きにくいので短めのものが良いですそんなところも気を付けて選んでください。

また、当日より前に一度着てみることをお勧めします。前日までに借りてネットの動画等を見ながらで着付けてみるのもいいかもしれません。袴は案外簡単に着つけることができます。

卒業式で袴を見かけるようになったころ、動きにくいからやめた方が良いのにと思っていました。でも、考えてみれば着物は日本の民族衣装なのです。袴にしても浴衣にしても、日本の文化を大事にする観点で見れば、着る機会が増えるのは喜ばしい事ではないかと思うようになりました。

ただ、着くずれて卒業式が台無しになるようでは困ります。親は式の最中は手出しできませんから、卒業式までに子どもが自分でうまく歩けたり階段を昇れたりできるようにしておいてくださいね。