きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

いよいよ夏休み突入!

美ら海水族館:オキちゃん劇場


成績はどうでしたか?

いよいよ夏休みが始まりますね。終業式で渡された通知表はどうでしたか?一学期間の子どもの成長を感じるためにもしっかり見てあげてください。教師も一生懸命につけています。成績表は学校又は市町村によって形式も評価基準も違います。その学校での通知表の見方は、学校だよりや学年だより又は別のプリントに示されていると思いますので、まず、それを読んでから見てくださいね。

教科の成績に注目してしまい、Aや〇、「よくできる」の数だけで子どもを評価しないでください。教科の成績で気にしてほしいのは、学習内容がわかっていると本人が思っているかどうかです。評価が良い子はだいたいわかっていると思いますが、悪い評価がついているとき、本人が「わからない」と思っているなら夏休みにわかるようにしておかないと、この先勉強嫌いになるかもしれません。意欲や態度の評価が悪い時は本人がなぜそうなったのかわかっているかが大事です。授業中しゃべっていたり、課題を出していなかったり。なぜそうしてしまったのかも聞いてみましょう。自覚がなければ治りませんからね。宿題が難しくてできない場合も本人がしんどいのですから何とかしないといけませんね。夏休みは補習するいい機会です。

ただ、一番大事なのは子どもが一学期に、一つでも頑張ったことがあれば、まず褒めてあげることです。成績が出てから叱っても残念ながら効果はありません。良いところ、頑張った所をまず認めて、悪かったところは叱るのではなく自分で気が付くように仕向けましょう。悪いところを直すのはとても難しいですが、良いところを伸ばすと悪いところも目立たなくなることが多いです。おおらかに成績表を見ましょう。

夏休みで一番大事な事

夏休みが始まりますが、終業式の日から子どもは夏休みモードですよね。夜更かししようとしていませんか?一番大事なのは生活リズムを狂わさないことです。子どもの調子が悪くなる時、生活リズムが乱れていることが多いのです。学校に行く時と同じ時間に起きて、同じように寝るのが一番です。大人には夏休みはないはずですよね。子どもだけ夏休みのリズムにしないようにすれば良いのです。大人も休みの日にはいつものように休日モードにすれば、夏休み明けもしんどくありません。是非子どもに負けないように、いつもの時間に起こしてください!