きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

夏休みの宿題(その2)


今日は自由研究などについて

早いもので夏休みが始まってからもう1週間が過ぎました。ドリルの宿題と読書感想文についてはお話ししましたから、残りの宿題について。

学校によって学年によって出される宿題は様々でしょう。PCを使った宿題も出されているのではないでしょうか?PCでのドリルは答え合わせも不要なので子どもたちに任せておけると思います。PCやタブレットを使う宿題は子どもにとって比較的好きなものではないでしょうか。時にはどうするのかを聞いてみるのもいいかもしれません。

夏休み明けの作品展に向けて絵画や書道、工作の宿題もあるかもしれませんね。どんな作品にするのかを考えて、早めに取り組みましょう。紙の大きさや出来上がりのサイズなどが決まっているものが多いので確かめてから興味のあるものに取り組みましょう。中には参加賞のある物もあるので応募してみるといいですよ。

自由研究が宿題になっていたら・・・。何をすれば良いか悩みますよね。自分でやりたいものがある子は良いのですが、ない子ほどどうしようか迷っている間に夏休みが終わりに近づき、大慌てで助けを求められるなんてことも。

何も思いつかなければ、1学期に学習した中で一番興味があったものを深堀りしてみたらどうでしょう。教科書の復習から入ってより詳しく調べていきまとめます。インターネットででも調べられますし、図書館などで調べてもいいのですが、大事なのは丸写ししないこと。自分の言葉でわかったことをまとめることが大事です。特にネットでコピペすると難しい言葉が多くて自分でも読めないなんてことが起こりがちです。

書き方は、読書感想文とよく似ています。

①とりあげた理由

②調べた方法

③調べたことや実験した経過と結果

④そこから自分が思ったこと考えたこと

ちなみに④が一番大事ですが抜けやすいのです。

ネタ探しでは、夏休みの間はテレビなどでも、自由研究に取り上げやすい題材などを特集していたりします。面白そうな実験などに親子で挑戦してみるのもいいかもしれません。先日行った奇石博物館にはメモ帳とペンを持って熱心にメモしている子が!まだ夏休みでなかったけど夏休みの宿題の自由研究をしていたんだと後で気付きました。夏休みの経験からまとめるのもありですね。

 

子どもがいると大変だけどいろいろな事を経験できます。今しかできないことですから嫌がらず大人も楽しみながら自由研究にチャレンジしてみたらどうでしょうか。ちょっとした気分転換になると思いますよ。