きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

帰ってきたらお手紙出していますか?

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1年生の生活のリズムを6年生まで・・・

お家に帰るのが、子どもが先か家族が先か、それぞれのご家庭によって違うでしょうが、帰ってきたら子どもは何をするでしょう?もちろん今のご時世ですから、手洗いうがいなどは当たり前ですが、家に家族がいてもいなくてもまず、手紙や宿題をランドセルから出して決められたところ(例えば食卓の上)に置くということができるように癖付けましょう!

クラスには提出物を出せない子が結構います。カバンの中に入れっぱなしで見せていなかったり、家で失くしているときも。提出物が出ていないと担任は困りますから子どもに注意します。また、お家の人が参観日を知らなかったり時間がわからなかったりすることも。子どもも嫌な思いをします。

原因は学校からの手紙をきちんと出す習慣がないことときちんと見る習慣がないことです。手紙をすべてファイルに綴じるのはむりにしても、箱を用意して、手紙はすべてそこに入れて少なくとも1学期間は保管しておくと良いと思います。また、大事な手紙(参観懇談の日時、行事の予定)などは冷蔵庫などの家族みんながよく見るところに貼っておくなど工夫しておくと良いでしょう。もうしている人も多いと思いますが・・・

これは、子どもに向けて「こうすれば整理できる。」「あなたの行事を忘れないようにしている。」というメッセージでもあります。

今後ICTの活用が進めばペーパーレスの時代になるかもしれません。けれども、学校からの手紙を読んで、提出物を確認し、宿題を確認してあげる(1年のうちは時間割が正しく合わせられているかの点検も。)ということは6年間し続けてほしいと思います。忙しい時もあるでしょうが、「子どもとの大事なつながりを作る時間」、「大きくなった時楽ができる」、「子ども自身が困らないため」と思ってがんばってください。絶対役に立ちます!

*写真は鞍馬寺の木の根道です。