きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

さくら・サクラ・桜 

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桜満開

今年の入学式は満開の桜の下、お天気も良さそうで最高のシチュエーションで迎えられそうですね。いい写真がとれそう!

そして、今年は始業式も桜満開でしょう。

4月初めに新しい学級の子どもたちと、桜の下で写真をとれたら・・・担任としても思うところです。

きっと今、子どもたちはどんな子と一緒かな?先生は誰かな?と複雑な気持ちかな?!

最近では親同士の情報網で、1年生の担任が発表された数分後には他の学年の親も知っています。

さて、どんな担任がいいですか?

それこそ情報はいろいろ流れてきますよね。いい先生。悪い先生。怖い先生。優しい先生。発表された先生の名前を聞いて「当たり」「はずれ」という声も聞きます。

もちろん、教師から見ても、この先生は教えるのがあまり上手くないとか、熱心すぎて厳しすぎるかも・・・などいろいろあります。

でも、一番大事なのはたぶん子どもとの相性です。どんなに評判の悪い先生でも相性があえば子どもは伸びます。反対に相性が悪いと子どもが思ってしまったら、どんなに評判の良い先生の下でも子どもはあまり伸びないのです。その1年間もったいないですよね。

そこで、絶対してほしくない親の行動。それは、子どもの前での先生の批判です。子どもが学校で接していて先生が嫌いになったのならまだ、仕方ないかもしれません。でも、評判だけ聞いて親が先生のことを悪く言ったら、子どもはほぼ確実に先生のことを好きにならないでしょう。子どもが家に帰って先生のいやなところを話していても、子どもの話だけ聞いて、「その先生はダメ」などと一緒に言ってしまったら、子どもはますます「この先生はダメだから、言うことを聞かなくてもいいんだ。」と思うでしょう。それで1年間の子どもの成長は半減してしまいます。

本当にもったいないと思います。先生をかばうということでなく、子どもの成長のためにやめてほしいのです!

たいていの先生は子どものことを考えてくれています。(全部と言えないのが悲しいですが)おかしいなと思うことは直接先生に話してみて、先生の考えをしっかり聞き学校と家庭が足並みをそろえて子どもを伸ばすのが最善の方法です。

だって、先生に文句を言っても子どもは伸びないのですから。一番大事なのは自分の子をいかに伸ばしていくかだと思うのですが、いかがでしょうか。