きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

スマホ大丈夫?

*クラゲ

google検索なぜタダで使えるの?

6/16日付けの朝日新聞の一面にとても怖い記事が載っていました。私たちがいつも使っているスマホ。そして、便利に使っているグーグルやフェイスブックによって我々のデータが取られていると。

実際にグーグルやツイッターフェイスブックなどのサービスを、私たちはほぼタダで使っています。その代わりに横に広告が入っているのですが、その広告もテレビと違い、見る人によって違う広告が出されていますよね。つまり、個人情報を切り売りしてサービスを受けているわけです。決してタダではなかったのです。

先日メダカを購入するために検索したら、それ以来ずーとメダカの広告が出ています。そんなにメダカ要らないけどと、ついつい突っ込みを入れてしまいます。そんな経験ありませんか?

つまり、スマホを使っている時点で位置情報とか検索したものによる個人の嗜好などなどが瞬時に送られているのです。ある意味怖いですよね!知らない間にわからないところで行われている分恐ろしい!

最近のiPhoneのコマーシャル。自分のデータが勝手に紐づけされるのを防げる機能があるのが売りだそうです。それって安心かもと思いました。私はアンドロイド端末なので替えるのもありかと思ったり。(デジタル音痴の私には高いハードルですが。)これからはどの端末でもデータの紐づけをするかしないかを持ち主が選べるようになってほしいものです。(そうなると料金がかかる?なんてこともあるかも)

こんな時代ですから、子どもたちにとっても情報を得ること、情報を管理すること、情報を利用することが大事になってきます。それは学校だけで身に付くことではありません。

例えば、自分の使っているアプリがどのように運営されているか。お金が要らないのはなぜか、また、課金するとはどういうことなのか。実際、大人より子どものほうがやり方は良く知っています。けれども、リスクを分かっているかは疑問です。また、怖いものだから使わないということでも、世の中のデジタル化の流れは止まらないでしょうから、子どものためになりません。

世の中の急速なデジタル化は大人も子どももスタートは同じだったのです。大人が長く生きている分よく知っているわけではありません。大人も最新の正しい情報を受け入れ、それを子どもと同じ目線で話し合っていくしかないと思います。大人が優れているのは隠れたリスクをリスクとして認識できる能力だと思うのです。

リスクかもと思うことがあったら、すぐに子どもとも情報を共有し、話し合うことが大事だと思います。