しんどい時どうしていますか?
蒸し暑い日が続き体もぐったりしていませんか?
子育てでよくあるのがしんどくても頑張ってしまうことです。大人なんだから子どもに迷惑かけられない。これくらい何とかなる。子どもに弱みを見せるなんてダメダメな親だ。なんて思っていませんか?
一度子どもの立場になって考えてみてください。
だいたい人間しんどい時は不機嫌なものです。自分では隠しているつもりでも何となく無口になったり、周りが見えなくなったり。ついでに普段だったら腹の立たないことにも腹をたててしまう。子どもの側からすると理由もわからず不機嫌な親からなぜかわからない叱責を受ける。いつもは何も言われないことでも叱られる。こんなことが続いたら、子どもは物事を良い悪いで判断しないで人の機嫌を見て判断するようになるでしょう。実際人の顔色を見て判断している子を見かけます。それはしっかりとした考え方を身に付けることの妨げになってしまう。では、どうすればよいのでしょう。
しんどい時はしんどいと言った方が良いのです。これは相手が子どもだけでなく、同僚にでもパートナーにでも。無理して我慢してもあまり良い結果は得られません。もちろん年がら年中「しんどい、しんどい」と言っている人は信用されませんが、本当にしんどい時はきちんと言うべきです。
子どもに対してなら、「今、頭が痛いから少し休むからね。」とか「ちょっと今日は朝からしんどいからうるさくしないで。」とか正直にお願いしたら 良いのです。また、イライラしているときに子どもを見ているとつい怒りたくなりますからできるだけ見ないとか。
どんなに小さな子どもに対してでも、自分が無理をするより、わかってもわからなくても、そのことを先に説明した方が良いと思います。子どもを一人前の人格として扱った方が上手く育つと長年の経験から思います。
是非、試してみてください。子どもを見直せますよ!