きぬさや教育塾

小学校での教員生活の経験を生かし子育てを応援します。

災害に備えて!

自衛隊 小松基地


台風への備えは大丈夫ですか?

台風4号が来ていますね。今回のは、あまり強い台風ではなさそうですが、大雨の警戒しましょう。

5年、6年の理科の学習には、天気の学習や大地の学習があり、そのたびにハザードマップを見て学習しています。ハザードマップで自宅の地域の場所を調べたことがありますか?また、ご家庭の中では災害について家族で話し合うことがあるでしょうか?

自宅の環境を知っておくことは大事なことです。自宅は浸水被害にあうところではないですか?また、土砂災害はどうでしょう?日本列島に暮らしている限り地震の心配から逃れられるところはありません。つまり、いつ、どこで地震にあうかわからないのです。

災害の危険がある時、子どもだけだったら、大人がすぐに帰れなかったら、などいろいろな場合を想定して話し合っておくことは大事なことです。

一度話し合っても忘れるかもしれませんし、学年が進むと生活範囲や時間帯も変わります。生活が変わったら話し合うのが理想ですが、日々の忙しさの中で話をしている暇がない、忘れているのが普通でしょう。ですから、台風が近づいた時や災害のニュースがあったときに話題にしてほしいのです。

自宅ではどんなところに気を付けるのか。どんな時に危ないのか。生活の中で通るところではどんなことに気を付けるのか。そして、なにかあった時どこで待ち合わせるのか。災害ダイヤルや公衆電話のかけ方も必要かもしれませんね。

現役の時、災害の学習をしたら、子どもたちに「必ずお家で話をしましょう。」と声をかけていました。すると、かなりの子が家で話し合って、うちでは学校で待ち合わせるようになったとか報告してくれていました。

いろいろな機会にインプットすることで、いざというときに行動できると思います。用心しすぎることはありません。とにかく自分で身が守れるように備えだけはしておかないといけないと思います。

この機会にぜひ食卓の話題にのせてくださいね!